みずあめやの小型ドライチェンバータイプの万華鏡。パート・ド・ヴェールというガラス技法で作っています。
夜の森で白い羊が草を食んでいるこちらの作品は、最近モノトーンがマイブームのみずあめ姉の作品。タイトルに「ブラック」とありますが、真っ黒というより濃いグレーなので、ふわっと柔らかい印象です。地面の色はとても淡いミントグリーン。金色の葉がアクセントになっています。側面と裏面のガラスは紫みを帯びたグレーです。
中には白、黒、ベージュ、グレー、ゴールドのビーズが詰められていて、ほぼモノトーンの世界ですが、時々翡翠のようなグリーンが現れて彩りを添えてくれます。雪の結晶のようだったり、アールデコのブローチのようだったり。ドライチェンバーならではの、回転させるとカシャカシャと鳴る音もお楽しみください。
作品のイメージに合わせて1点ずつ手づくりしている専用の袋もセットでお届け。刺繍が施されたグレートーンの生地にミントグリーンの口布を合わせた袋は、万華鏡の絵柄にぴったりマッチしています。
※作品は化粧箱に入れてお届け致します。
※映像は変化するものですので写真と全く同じ映像にはなりません。
【パート・ド・ヴェールとは?】
フランス語で「ガラスの練り粉」を意味する古くから伝わるガラスの鋳造技法のひとつ。
石膏で型を作り、ガラスの粉を型に敷き詰めて高温で焼き上げます。窯出しされた型は、叩き割って中のガラスを取り出すため、型の再利用は出来ず、1点ずつ型から作る必要があるため量産には向いていません。みずあめやの万華鏡やガラス絵たちもこうした作業をしながら制作しているため、同じ絵柄であっても1点1点違う風合いのものに仕上がります。
◆大きさ:85 × 30 × 30 mm
◆重さ:145 g
◆材質:ガラス、半田