清澄白河のギャラリー楽庵で開催しておりました展示会が8月1日に無事終了となりました。
厳しい暑さと感染症が蔓延する中での開催となり、積極的に「来て、来て、みんな来て～」と声を大にして言える状況ではなく…
私自身も都内在住とはいえ、ギャラリーまで電車で片道1時間半という決して近いとは言えない距離。
更に遠方からお越し頂く方は不安だと思いましたし、またこの暑さも毎年のことながら、本当に本当に暑くて熱中症のリスクもありました。
そういう状況下でご来場下さった方々には、心より感謝を申し上げます。
ほんとうにありがとうございました。
お一人お一人のお力のお陰でみずあめやは何とか継続できて、そして次に向けて頑張っていこうと思います。
中には、行きたいけれど家族の健康上の問題でどうしても行くことができない、爆発的に感染者が増えている中で県をまたぐ移動ができない等、いつもだったら楽しく遠出したり、休日を満喫できていたはずなのに今回は叶わなかった。そういう方の声も届いております。
私たちモノづくりをしている者だけではなく、今色んな職業の人たちが思うように仕事ができなかったり、どうにか活動（営業・稼働）はしているけれど、とても大変で苦しいんだ…という方が大勢いると思います。本当に大勢です。
でも停止してしまったら生きていけないのが現実で、止めたい状況であっても止められないのが現実です。
自分達は悪いことをしているのだろうか？
そういう悲しい気持ちになる瞬間もきっとあるし、自分は影響あまりない環境なんだよ、という人も喜んじゃいけないような空気みたいなのがあります。
今回、万華鏡と額絵と合わせて50点弱出品しました。額絵は15点で過去一番多く作った展示会でした。
額絵に限らず万華鏡もそうですが、とにかくこの重苦しい空気から解放されるようなモノを作りたいと思いました。
人に会えなくなって寂しい反面、人が誰も居ない場所ではマスクを気にしなくても良くてほっとしたりします。
何だか複雑ですよね。
でも一人で過ごす時間や、安心できる場所の大切さに気付いたこともあって、そういうときに絵を眺めたり、万華鏡を覗いたり、読書をしたり、ネットをやってみたり。静かな時間を寂しい重苦しい時間にするのではなくて、もっと豊かで良い時間にしていきたいなぁと、私自身そう思いました。
今回、ご縁あって旅立っていった作品たちは新しいお家が決まって晴れやかな姿で皆様の元に向かいました。
お喋りできる作品は一つもありませんが（笑）、お顔があったり色が綺麗だったり、どれも美しく優しい作品ばかりです。
そういう作品になるように作ったので間違いありません。
来年はギャラリーが埋まっており、希望しているシーズンでの開催が難しいため楽庵さんでの展示会は再来年の初夏（5月頃）を予定しております。
少し間が空きますが、その間もオンラインショップやInstagramにて作品の紹介やイベント情報など発信して参りますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。そして、あと2か月弱ですが9月の後半には、大阪でイベントです。東から西へ。妹から姉へ。
まだまだ苦境は続きますが、皆様が健やかに過ごせる毎日でありますようにお祈りしております。
また必ず会いましょうね（姉もね。全然会えていませんので）
追伸
壁面にラストまで展示していた額絵を本日発送しました！
ご協力誠にありがとうございました。最短で明日到着すると思われます。
みずあめや妹より
