みずあめやの万華鏡CUBEシリーズ。
パート・ド・ヴェールというガラス技法で作られた本体は、4面全てに絵柄があしらわれていて、物語のように繋がっています。厳密には立方体ではないのですが、寸胴型でコロンとしていることから "CUBE"と呼んでいます。
みずあめ妹による『そして○○になる』シリーズ。今作はチューリップやばらの花帽子をかぶり、葉っぱのマントを羽織って花になりきるウサギ、アナグマ、メンフクロウ、そしてアヒルの子が登場。動物好きにはたまらない4面全てに動物が描かれている豪華版です!
先端のチェンバーには、みずあめ姉がせっせと透かし彫りをした真鍮のリングが入っていて、その内側に黒い線が刻まれたおはじきのような円い曇りガラスと、ピンク、イエロー、黄緑、水色などのパステルカラーのガラスビーズが収まっています。黒く細い線模様の合間に淡い色がぼんやりと滲むさまは、クレーの水彩画のような幻想的な雰囲気で、みずあめやの他の万華鏡とは一味違った映像をお楽しみ頂けます。
作品のイメージに合わせて手作りした専用の袋もセットでお届け。クリーム色の刺繍布と、草花がデザインされた豪華なリボンを組み合わせた袋は、内布もカラフルな花柄を使用しました。
細部までこだわり抜いた華やかな作品です。
※こちらの作品は化粧箱に入れてお届け致します。
※映像は変化するものですので写真と全く同じ映像にはなりません。
◆大きさ: 87 × 43 × 43 mm
◆重さ:236 g
◆材質:ガラス、半田、真鍮
◆タイプ:ドライチェンバー型
【パート・ド・ヴェールとは?】
フランス語で「ガラスの練り粉」を意味する古くから伝わるガラスの鋳造技法のひとつ。
石膏で型を作り、ガラスの粉を型に敷き詰めて高温で焼き上げます。窯出しされた型は、叩き割って中のガラスを取り出すため、型の再利用は出来ず、1点ずつ型から作る必要があるため量産には向いていません。みずあめやの万華鏡やガラス絵たちもこうした作業をしながら制作しているため、同じ絵柄であっても1点1点違う風合いのものに仕上がります。