みずあめやの万華鏡の中では大きめの作品で、見応えのある映像が特徴のOW-7シリーズ。絵柄が彫られた石膏型にガラスを詰めて焼くパートドヴェールと呼ばれるガラス技法で作っています。
ブルーグレーの背景に、ふわっと佇む白い羊。手にはグレーのようなパープルのようななんともいえない淡い色の花束を抱えています。みずあめ姉はこういうニュアンスカラーが大好きなんですよね。花屋さんで見掛けると、つい手にとってしまいます。側面と裏面のガラスも背景と同じブルーグレー。もやもやと霞んだ春の空をイメージしました。
グリセリンオイルとビーズが入った先端のスティックをくるくる回すと映像が変化します。ピンク、パープル、水色、グリーンなど、春らしいパステルカラーの映像をお楽しみ頂けます。
作品のイメージに合わせて1点ずつ手づくりしている専用の袋もセットでお届け。ブルーグレー系の刺繍リボンと布を組み合わせた袋は、万華鏡のふんわりとした色にピッタリです。
※こちらの作品は化粧箱に入れてお届け致します。
※映像は変化するものですので写真と全く同じ映像にはなりません。
【パート・ド・ヴェールとは?】
フランス語で「ガラスの練り粉」を意味する古くから伝わるガラスの鋳造技法のひとつ。
石膏で型を作り、ガラスの粉を型に敷き詰めて高温で焼き上げます。窯出しされた型は、叩き割って中のガラスを取り出すため、型の再利用は出来ず、1点ずつ型から作る必要があるため量産には向いていません。みずあめやの万華鏡やガラス絵たちもこうした作業をしながら制作しているため、同じ絵柄であっても1点1点違う風合いのものに仕上がります。
◆大きさ:144 × 93 × 26 mm
◆重さ:263 g
◆材質:ガラス、半田、グリセリン