パート・ド・ヴェールというガラスの鋳造技法を用いた、みずあめやの額装作品です。
「ドードー」て何?
ドードーは、インド洋のモーリシャス島に昔生息していたとされる飛べない大型鳥。
絶滅してしまい、その姿を知る者はもういないけれど1600年頃に文献で人々は存在を知ることになります。
恐竜と同じく、どんな色をしていたか、どんな鳴き声だったかなど誰にも分からないので想像でレプリカを作る学者がいたり、様々なデザインで登場しますが、そのミステリアスな存在は「幻のドードー鳥」として今なお人々を魅了し続けているのです。
写真や画像で記録を残せない時代に消えていった動物たちがどんな姿だったか確認することはできませんが、せめて絵画や作品の中で伸び伸びと復活させたいと思い額絵に登場させることにしました。研究によると、特徴的な大きなクチバシとダチョウのような羽をもっていたのではないか?と言われているようです。
オリジナルの額は、深いチャコールグレー(黒に近い)に金色の装飾デザインです。
※写真のボールペンは全長約14センチ(ボールペンはついてきません)
※箱あり。付属の専用箱に入れてお届け致します
【パート・ド・ヴェールとは?】
フランス語で「ガラスの練り粉」を意味する古くから伝わるガラスの鋳造技法のひとつ。
石膏で型を作り、ガラスの粉を型に敷き詰めて高温で焼き上げます。窯出しされた型は、叩き割って中のガラスを取り出すため、型の再利用は出来ず、1点ずつ型から作る必要があるため量産には向いていません。みずあめやの万華鏡やガラス絵たちもこうした作業をしながら制作しているため、同じ絵柄であっても1点1点違う風合いのものに仕上がります。
◆大きさ:205 × 140 × 20 mm
◆材質:ガラス、木