パート・ド・ヴェールというガラスの鋳造技法を用いた、みずあめやの額装作品です。
何年も前にモランディの作品展が美術館で開催され、ミルキーでマットそしてシックな色合いと、ひたすら瓶の絵が描かれている独特な世界観に魅了された思い出があります。
このガラス絵は、そんなモランディをこよなく愛するみずあめ姉が焼いた一枚。
金色のアーチの向こうに見えるのは、床タイルの部屋に置かれた黒いテーブルと無造作に並ぶ瓶。
お部屋シリーズのテーマは「夢」。この夢の中に人物は登場しません。
時間や場所、音、匂いなどを感じさせない独特な雰囲気があります。絵の中に絵が存在するような不思議な気持ちにさせてくれるそんな作品です。
オリジナルの額は、アイボリーホワイトに金色の装飾デザインです。
※写真のボールペンは全長約14センチ(ボールペンはついてきません)
※箱あり。付属の専用箱に入れてお届け致します
【パート・ド・ヴェールとは?】
フランス語で「ガラスの練り粉」を意味する古くから伝わるガラスの鋳造技法のひとつ。
石膏で型を作り、ガラスの粉を型に敷き詰めて高温で焼き上げます。窯出しされた型は、叩き割って中のガラスを取り出すため、型の再利用は出来ず、1点ずつ型から作る必要があるため量産には向いていません。みずあめやの万華鏡やガラス絵たちもこうした作業をしながら制作しているため、同じ絵柄であっても1点1点違う風合いのものに仕上がります。
◆大きさ:140 × 167 × 20 mm
◆材質:ガラス、木